ぼくの勤務先であるパブラボは、小さな出版社ですから、お付き合いのある作家さんや外部スタッフと持ちつ持たれつ、人間模様があってときにはさまざまな出来事に出くわします。
編集者生活二十余年。取材や打ち合わせには基本的に出向いて対象の人と会いますが、遠方の取材先や著者とコミュニケーションをとるには、出張や、電話取材という方法で行なってきました。
前にも書いたけど、書籍をつくるには口述筆記、すなわち著者の語りおろしを活字にまとめて制作する方法があります。(どの本が口述筆記で、どの本がそうでないかは普通、出版社の企業秘密です)。
「ダメっす、オレ!」――。
出版社でありながらイベント開催にも積極的なパブラボ。9月5日には東洋人で初のイタリア最優秀ソムリエ・林 基就(はやし もとつぐ)さんとの仕事のご縁で、イタリアワインパーティをイタリア商工会議所で開くことになりました。