「仕事も落ち着いて、結婚しました。これから子づくりをしたいと思います」
「でもあなたには、もう卵は残っていませんよ」
「なんてひどいことをいうんですか。仕事をはじめて、会社も落ち着いて、やっと結婚して、ここからが妊娠出産です。これまで努力で乗り越えられなかったことはありません」

 

 

私は、子どもを望む夫婦のために不妊治療をおこなっています。
先の会話は、診察にやってきた40代後半の女性とのやりとりです。

 

毎日たくさんの患者さんと会いますが、
彼女とのやりとりは、いまでも鮮明に覚えています。

 

妊娠には適齢期があります。

 

価値観やライフスタイルが変化して結婚適齢期がなくなっても、「妊娠」適齢期は変わらずにあるのが現実です。努力ではどうにもならないのが妊娠出産です。厳しいですが、これが事実です。

 

 

 

 

 

 

 

 

診察にやってきた40代後半の女性に、本当なら「一緒にがんばりましょう」と私もいってあげたかった。でも、ウソはつけません。繰り返しますが、努力ではどうにもならないのが妊娠出産なのです。

 

私のクリニックでは、受診を希望する方向けに、無料の事前説明会をおこなっています。
そこでは「妊娠の本質」について、人によっては聞きたくないような厳しいことも率直に話しています。

 

 

「誰もそんなことを教えてくれなかった……」とショックを受ける方、
「もう産めなくなっていたなんて……」と言葉を失う方、
なかには泣き出してしまう方もいます。

 

 

「もっと早くに知っていれば」という悲しい涙。もうそんな悲しい思いは誰にもしてほしくない……。
そう思って、「妊娠の本質」を知ってもらうべく活動をつづけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもがほしいと思ったときにはすでに手遅れで、取り返しのつかない現実に涙する方をたくさん見てきました。だからこそ、若いうちから「妊娠の本質」を知って、そして考えてほしいと思います。

 

この本では、これから人生をつくっていく女性に向け、妊娠の本質となる卵子のこと、命をつないでいく行為であるセックスのこと、パートナーとなる男性のことなどをお伝えします。

 

本書との出会いを通じて、あなたの卵巣の中にある卵子の存在に気づき、命のつながりに思いをはせ、人生設計の中での妊娠出産について、少しでも考えてもらえたらと願っています。

 

それがあなたの、そして、将来あなたがつくる家族の幸せにつながることだと信じています。

 

 

 

著者より

 

 

 

 

 

 

書籍「いつか産みたいと思うならいま知っておきたい18のこと」目次(一部)

 

 

 努力では越えられない妊娠適齢期の壁

     

  • 妊娠できる期間の本当の話
  • 私たちが年をとるように卵子も年をとる
  • 卵子の老化は命を守る大切な仕組み
  • 老化するだけでなく、どんどん減っていく卵子
  • 後で知ったのでは取り返しがつかない大事なこと
  • 不妊症は「妊娠できない病気」ではない
  • いつか産みたいと思うなら、いま考えたいこと

 

 あなたの卵子は残りどれくらい?

     

  • お母さんのお腹の中にいるとき卵子は一生分がつくられる
  • 卵子の健康、それは若さ
  • 卵子はサラサラと落ちていく砂のように
  • 残りの卵子がどれくらいか知る方法
  • 年をとる卵子、年をとらない精子
  • 神秘に包まれた妊娠の仕組み

 

 セックスと草食系男子と男性心理

     

  • 学校の性教育では教えてくれないこと
  • 子孫を残していくのは生物の本性
  • 草食系男子は本能を抑えられる理性の人
  • 男性心理を知ることもセックスを考えるうえでは大切
  • セックスは命のバトンを次の世代に渡す行為

 

 いつか産みたいと思うなら知っておきたいカラダのこと

     

  • 避妊しなければ妊娠するの?
  • 基礎体温はやっぱりつけたほうがいい?
  • 生理の量と不妊って関係あるの?
  • 中絶すると妊娠しにくくなるってホント?
  • 不妊症は生活習慣病ではない
  • 「妊活」ってホントに意味あるの?
  • ピルで卵巣を若く保つことができるの?
  • 若い卵子を保存しておけば妊娠できるの?
  • 高齢出産の赤ちゃんは障がいが多い?
  • 男女の産み分けはできるの?

 

 不妊治療でできること、できないこと

     

  • みんな自分が不妊で悩むとは思っていなかった
  • 不妊治療にまつわる2つの誤解
  • 不妊症の主な原因
  • 不妊治療の基本検査でわかること
  • 基本検査で異常が見つかったときは?
  • 不妊症の5つの治療法
  • 不妊治療でできること、できないこと

 

 なりたい自分になるためにこれからのことを考えてみる

     

  • 妊娠はゴールではなくスタートライン
  • 出生率が上昇したフランスの話
  • 家族観や価値観が大きく変わる時代
  • スーパーウーマンにならなくてもいい

 

この本は、僕が20代や30代前半の女性にできる最大マックスを込めてつくりました。

 

でも30代前半までの女性に「子どもを産むかどうか真剣に考えてみたら」なんて言うと変態に見られてしまいますし、そもそも20代の女性にとって、妊娠や出産は「まだ先の話」のようです。

 

この本は、「卵子は年齢とともに老化する」「老化するだけでなく、年齢とともに減っていく」ということをお伝えしています。

 

読む人が読んだら不快に思うかもしれません。でも、いま不妊治療を受けている方も、20代や30代前半の頃には、自分が不妊で悩むなんて思ってもいなかったんです。

 

事実を知ったうえで、どんなふうに20代、30代を過ごすかを考えられたら、きっと「あのときに産んでおけば良かった」「もっと早く産んでおけば」という後悔をしなくても済むように思います。本当におすすめの一冊です。(編集担当:菊池)


 

 

 

周りにも読ませたい本です。

 

私自身、二人の子どもに恵まれましたが、一人目を授かる前に一年ほど産婦人科にお世話になり、排卵誘発やタイミング療法を経験しました。

 

不妊症だったかはわからないけれど、著書にあったように生理が来るたびに気分が沈んだものです。私がした検査にAMH検査が含まれていたかどうか記憶に定かじゃないですが、まだ未婚の妹がいずれ…と考える時には助言してあげたいと思いました。

 

女性側の内容はほぼ知っていた内容でしたが、男性側の不妊の原因は知らなかったので、「タイミング療法の時負担になってたのかなぁ?」と今更思った次第です。周りで二人目を望む友達が増えてきて、なかなか授からないから病院に通っていると聞くのですが、旦那さんの気持ちとかどうなのかなぁ?と。第三章は是非友達に読ませたいです。

 

『仕事を頑張っているあなたへ』この吹き出しも素敵ですよね。

 

未婚の友達の中には仕事に熱が入りすぎ…もあり、給与面でも男性の平均を超えてしまい理想が高くなって…もありで結婚が遠ざかっている子もいます。卵子の老化、絶対避けられない問題になる年齢です。「どうにかなる」と思っている人がまだほとんどだと思うんですよね。私も勉強不足で、凍結とかしておけば大丈夫なのでは?…と考えてしまっていました。反省です。

 

今3歳の娘。
彼女が性教育を受けるころ、どういう内容で教育が行われるかわかりません。しっかり本が読めるようになったら…小学校の高学年くらいまでには一度読ませてみようと思います。(マサさん)


 

 

女性にとって厳しいが目を背けてはいけない

 

メディアでも卵子の老化等、報道されることが増えてますが、メディアで報道されていることよりも厳しいことが書かれています。現在妊娠している私でさえ厳しいと感じるので、不妊治療中や未婚の30代以上の女性にとってはさらに厳しく感じることが書かれています。でも、決して目を背けてはいけないこと、知識として知っておかなければいけないことです。

 

実際に私達夫婦もお金を貯めてから子供を作ろうと考えていた時期もありました。しかし、周囲に26才という若さで不妊治療を開始した友人もいて若くても簡単に妊娠できるわけではないと聞いていたので予定よりずっと早く子作りを開始し授かることができました。

 

私はたまたま周りにそういった人がいたから運が良かったのかもしれません。有名人が50才近くに妊娠出産したなんてニュースも聞くので可能だと思っていた部分もありました。学校で教えられなかったからこそ、そのニュースを鵜呑みにしてしまったのです。きっと今の10代の方たちもそう思っていると思います。私の周りの25才の未婚の友人たちもきっとそう思っている部分もあると思います。

 

ただ私から直接何かを伝えるのは言葉を選ばなくてはいけないし難しいのでこの本を読んでほしいと心から思いました。仕事もお金も大切だと思います。子どもを持つことが全てではないと思います。でもいつか子どもを欲しいと考えているのなら絶対に読んでほしいです。目を背けたくなるくらい厳しいことも書いてありますが、それが現実であり医療の限界、人として限界があることを知って欲しいと思います。(みおさん)


 

 

これが性教育ですね

 

私自身は知っている内容も多かったと思います。不妊治療の第一人者である浅田先生の正直なことばは、重みがあり、核心をついた表現はわかりやすかったです。
多くのママさんと会いますが、発言から妊娠・出産に対して間違った考えや甘い認識が垣間見えるので、このような本の内容こそ性教育として学校で学ぶべきだと思いました。

 

30代後半で帝王切開出産されたママさんは、ご自身が幸運にもお子さんに恵まれたのだという認識がありません。周りに同年代のママさんがたくさんいらしゃるし、帝王切開の方も少なくないので、これも本に書かれていた通りなのだと思いました。40歳目前の奥様に「お金もかかるし、ゆっくり眠れないし、二人目はもう少し後で」とのんきな発言をするパパもいます。(ちなみにこのパパは教師)男性にも読んでいただきたいですね。

 

高齢出産と障害児の関連については、エコチル調査によって今後詳細なエビデンスが得られると思います。生まれてすぐにはわからない発達の凸凹を持ったお子さんが増えているのを実感しています。

 

不妊治療の助成金は年齢制限がつきましたね。安倍政権では女性の社会進出へ向けてさらにシフトするようですが、女性自身が自分の人生を選ぶために最適な本だと感じました。20歳の贈り物として姪にプレゼントしたいです。
ブログで記事も書きました。http://primrose.no-blog.jp/blog/2014/04/post_54ea.html

 

ありがとうございます。(ひつじままさん)


 

 

もっと早く知っておきたかった

 

妊活を始めてから、卵子は老化するや、減っていくなどということは勉強したが、このような本をもっと早く読んでおきたかったと思います。

 

大学を出て仕事を始めて数年、30歳の頃にできちゃった結婚をしました。その時は順番間違えたなと思ったけど、今となってはあの時妊娠していてよかったと思いました。この本にあるように、あの時妊娠してなかったら、妊娠適齢期を逃していたと思います。

 

できれば大学生の時、あるいは高校生の保健体育の授業の一環として、この本を読むことを薦めたいです。

 

結婚は三十過ぎてから。なんてセリフ良く聞きますが、ほんとにそれでいいの?!と思わせてくれる一冊だと思います。(なっちさん)


 

 

考えさせられました

 

知っていた部分もあり、知らなかった部分もあり。
卵子はアンチエイジングできないって、当たり前だけれど知っておくべきことです。
もっと若いうちに読んでたら違ったかもと思いました。
20代のうちから、こういった本読んでおくと、いいと思います。
婦人科にかかること、検査をうけること、企業で推進してもいいんじゃないかと思います。
女性が子供を産むことをためらわない社会になれば、少子化は解消されていく気がします。

 

産む前に考えることも大事だけれど、産んでから考えていくっていうのも
身体の観点からいくとありなのかなと思いました。
子供を産み育てるって自分に向き合い、自分が癒されることでもあるんだなって思います。
迷ってましたが、二人目授かれるといいな。(esuさん)

 

http://ameblo.jp/esu08/entry-11834743961.html


 

 

書籍「いつか産みたいと思うならいま知っておきたい18のこと」を早速読みました!

 

自分の本よりも子供の本を選んでいた私が、この本を読みたい!知りたい!と思い読む機会をいただき、スラスラと読めたのは、本の内容が女性なら誰もが知るべき内容だったから、かな。

 

「面白い、楽しい」内容ではなく、現実を率直に書いてあり、文字も内容も見やすいです。今の時代、世間では見ためが若い人が本当に多いし、実年齢より10歳も若く見える!なんてよくある事。

 

40代、50代の方が妊娠したってテレビで聞く度に、まだ私も大丈夫なんだって、そんな安心もあったし、「今は医療が進んでるから」って安心している友人も実際にいる。けど、もちろん医療は進んでるかもしれないけど、卵子の老化は医療の力ではどうにもならない自然現象。女性がもし80歳くらいまで生きられても、妊娠ができる期間って、そのうちのたった20〜30年、あるかないか。そう考えると、妊娠、出産は女性しかできない宝の経験でもあるんだな、と思いました。

 

私が20代の時、実際に婦人科で結婚適齢期と出産適齢期の言葉を叩きつけられ、不安とゆうか、ショックだったし焦りもあったな。それは、きっと現実を知って、自分が想像してた事と違っていたからかも。この本はそんな気持ちになる方もいるかもしれません。けど、本の題名通り、「いつか産みたいと思うならいま知っておきたい」、知らないで後で後悔するより、知って現実と向き合えれば、未来が変わるかもしれません。

 

実際に、私も2人目を考えています。でも、1番はお金の事を考えてしまう・・。そんな方も多いかな?この本を読むと、お金は大事、でも、さて、子供がほしい!そう思った時にお腹に宿る事ができるのか、もし10年早ければ、5年早ければ、1年早ければ・・・・そう後悔する前に!と思えてきました。けどね、実際は本当お金は大事。先の事を考えると躊躇するのも無理ないよね。

 

この本でも取り上げられていたけど、ある国では女性が子供を産む環境を大事に金銭面をサポートしてくれている国もある。日本も、少子化を話題にするくらいなら、もっともっと妊娠、出産、子育て、仕事面でのサポートをしてくれれば、今、自分の生活でいっぱいの人も「いつか産みたい」じゃなく「すぐに」と考えられるようになるんじゃないかな。

 

「いつか産みたい」と思ってる方は、この本を手にとってみて!きっと受け止め方や感じ方は様々だろうけど、自分を見つめなおすきっかけをつくってくれるかも。私も早速、友人にオススメしちゃいました!(pitanさん)


 

 

共感

 

いつか産みたいと思う…
もう3人産んだあとですが色々なことを経験し、本を読みまた思いだしたことが多々ありました。今育てている3人、本当に奇跡が重なり今育てさせてもらっているんだなぁと感じました。妊娠出産をこれから控えている方達が是非手にとって読んで頂きたい1冊でした。ありがとうございました。(るいはるりおさん)


 

 

いつか産みたいと思うなら…

 

一昨日発行されてすぐに読破ししました。
妊娠の適齢期、卵子のこと、不妊治療でできることできないこと、これからどうしていきたいか…。
どれも興味深い内容でした。

 

実際に不妊治療をされている医師が、妊娠についての現実を書かれています。自分は、この先生が読んでほしい!と思う対象だったんだなぁと読みながら実感。今は仕事に集中したいから子供のことなんて考えられないと言っていた友人にもぜひ読んでほしい一冊でした。

 

結婚すればすぐに子供ができる…ときっとみんな思ってるけど、現実は違う。子供ができるってすごいことなんだというのを幅広い世代の人に知ってもらいたいです。(ゆうさん)


 

 

 

 

『私が妊娠前に不安に思ったこと』
お子さまをお持ちの123名の主婦にご協力いただき、“妊娠前に不安に思ったこと”をPDFにまとめました。実際に出産をされてきた方の、今だから語れる“妊娠・出産のこと”は必見です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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◎著者プロフィール
浅田 義正(あさだ・よしまさ)

 

医学博士。浅田レディースクリニック院長。
1954年、愛知県生まれ。82年、名古屋大学医学部卒業。
91年、名古屋大学医学部産婦人科助手。93年、米国最初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精(卵細胞質内精子注入法:ICSI)の基礎的研究に従事。95年、名古屋大学医学部付属病院分院にてICSI による治療開始。同年5月、精巣精子を用いたICSI による妊娠例の日本初の報告をおこなう。2004年、浅田レディースクリニックを開院。05年12月より日本不妊学会生殖医療指導医。米国生殖医学会(ASRM)、欧州ヒト生殖医学会(ESHRE) 等会員。

 

日本における顕微授精のパイオニアとしてテレビ、雑誌等で紹介されることも多く、不妊で悩む女性の救世主として信頼は厚い。主な著書に『もう悩まない。赤ちゃんはきっと授かる』『赤ちゃんは、待ってくれない! 』(ともに現代書林刊)『おしえて先生! ありがとう先生!』『卵子の話』(ともにシオン)『パーフェクトガイド』(バズラボ)などがある。

 

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